飲食店は、保健所の営業許可を取らなければ営業できません。申請から実際の取得までは、おおむね2〜3週間程度日数がかかるため、内容を把握し早めに準備しておきましょう。
この記事では、営業許可を取るための手続きの流れや必要書類、検査項目を解説します。
飲食店を開業するときは、事前に管轄の保健所に営業許可申請を行わなければいけません。営業許可とは、食品衛生法に則った営業をしている証明です。
具体的な内容は下記のとおりです。
これらを満たし、営業許可証が交付されて初めて、飲食店の営業を開始できます。
保健所の営業許可を受ける流れは下記のとおりです。
以上の流れで手続きを行います。
営業許可申請の際は、下記の書類が必要なため事前に準備しましょう。
以上の書類を揃えて提出します。
保健所の検査では、現地に赴き、人・建物・施設、それぞれ確認をします。
ここでは、東京都福祉保健局の資料を基に検査項目を解説します。[注1]
なお、項目は地域により若干の違いがあります。
[注1]東京都福祉保健局:新たに食品に関する営業を始められる皆さんへ[pdf]
人に関する要件は下記のとおりです。
建物の要件は下記のとおりです。
設備については下記のとおりです。
飲食店を開業するためには、保健所の営業許可を受けなければいけません。
必要書類の準備や実地検査など、すべきことが多く、実際に許可をえるまで2週間以上時間がかかるケースもあります。
もし、不明な点があるなら専門家の指示も仰ぎ、開店に間に合うよう、余裕をもって対応しましょう。
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